手書きの記録って(笑) 介護業界でICT化が進まない理由5選

どうも、ちゃんかま(@chan_kama0244)でございます。

もしかして、「介護の仕事って、どうしてこんなにICT化が進まないんだろう?」、「いまどき手書きの記録ってないよね? 笑える・・・」と疑問や不満に思うことはありませんか?
私も同じ考えです。
ただし、そんな疑問や不満を言っているだけでは、現状は何も変わりません。

この記事では、介護業界のICT化が進まない理由について、現職の介護福祉士である私が、現場目線で解説しています。
この記事を読んで、あなたのその疑問を解決してみませんか?

さらにこの記事では、介護業界のICT化が進まない理由を改善するためのアドバイスも書いています。
あなたが不満を言うだけでなく、介護のICT化のために何か行動を起こすきっかけやヒントになれば幸いです。

ちなみに私はアナログな介護業界をICTで変えるために、プログラミングを独学中です。

ちなみに私はこんな人です
  • 経験10年以上の現職の介護福祉士です
  • 介護業界のICT化を進めるためにプログラミングを独学中
  • プログラミングスキルを活かして、職場の業務改善を推進中
この記事ではこんな疑問や悩みにお答えします
  • 介護業界のICT化が進まないのはどうして? その理由は?
  • 介護業界のICT化が進まない理由を改善するには?
この記事の内容
  • 介護業界のICT化が進まない理由5選
  • 介護業界のICT化が進まない理由を改善するためのアドバイス
  • 現職の介護福祉士が現場目線で解説しています
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介護業界のICT化が進まない理由5選

介護の仕事は対人援助なので、実際にご利用者さまに接する仕事はアナログでOKだと思います。
ただし、書類作成や情報共有、他職種への連絡などは積極的にICTを導入したいですよね。

ICT化のメリットとしては、「時間短縮」、「ミスが少なくなる」、「情報共有で有利」など、いろいろあると思います。
なにより、ご利用者さまと接する時間を増やすことが出来ますよね。
書類作成のためにずっと事務所に居ては、ご利用者さまの顔を見ることも出来ません。

しかし、介護業界のICT化はなかなか進まないのが現状です。
それには理由があります。
私が考える、介護業界のICT化が進まない理由は以下の5つです。

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理由① 職員のICTへのリテラシーが低い

介護職員はICTのリテラシー(知識)が低いです。
このリテラシーの低さが、ICT導入を妨げています。
リテラシーが低いため、ICT導入のメリットや重要性を理解出来ないんですね。
理解出来ないどころか、ICT導入に対して根拠の無い拒否反応を示します。

リテラシーが低い原因には、個々人の不勉強があるかと。
介護職員は介護・医療・福祉関係の知識と経験があれば、現状では介護職員としてやっていけるんですね。
そのため、あえてICTの勉強をする気がない、というか考えもしないという人が多いです。

また、組織的な原因もあるかと。
介護職員の年齢層は幅広く、年配の職員も多く働いています。
年配の職員の中には「パソコンなんて触ったことない」といった人も珍しくありません。
現場ではそういった年配の職員が役職者であったり、ベテランのポジションを担っているので、チーム全体のICTリテラシー向上を妨げていることも考えられます。

組織的な原因として、もう1つ。
介護事業所が職員を採用する際に、介護の専門家を求めます。
現場に入ったらすぐに、おむつ交換や入浴介助が出来る職員を欲しがるんですね。
例えば、「ExcelのVBAが使えます」とか「プログラミングが出来ます」といった職員がいても、組織としてその能力を活かしていない現状があります。

さらに介護業界全体でも、ICTリテラシーの低さが感じられます。
なぜそう感じるのかというと、各種の書式や様式の統一化が出来ていなかったり、介護報酬にICT活用に関する加算がほぼ無かったり、といったことです。
現場の職員としては、「ICT活用に対して業界全体で本気になっていない」と感じられます。
業界のICTリテラシーが低い → 組織、事業所も低い → 個々人も当然低い、という構図になっているように思います。

アドバイス!
ちゃんカマ
ちゃんカマ

まずは職場内でICT関係の勉強会をやってみるのが良いでしょう。
もちろん、自分自身もICTリテラシーを高めるために勉強することが大切です。

理由② 陣頭指揮する人材や部署が無い

理由①で解説したように、介護職員のICTリテラシーは低いです。
そのため、ICTを導入しようとしても、陣頭指揮する人材や職員がいません。

この原因としては、リテラシーの低さといった個々人の要因だけでなく、組織的な要因もあります。

例えば、稀にICTに詳しい職員がいて、職場の業務改善のためにICT導入を進めることがあります。
しかし、組織としてその活動をサポートしてくれないんですね。
ICT導入の部署を設けるわけでもなく、業務改善の成果を給料に反映するわけでもなく・・・。

これではせっかくICT導入に前向きな職員がいても、そのうち疲弊してしまいますよね。

アドバイス!
ちゃんカマ
ちゃんカマ

小さなことで良いので、ICTを使った業務改善で何か成果を出しましょう。
その成果を上司にアピールして、サポートを得るのが良いかと。

理由③ インフラが整っていない

私自身の職場もそうですが、介護施設のICT関係のインフラ(設備や環境)整備は整っていないことが多いです。
そのため、ICTを導入しようとしても、「WiFiが無い」→「じゃあWiFiつけよう」→「施設内にWiFiつけるのって結構金かかる」→「じゃあやっぱりICT導入はちょっと待とうか」みたいな話になりやすいです。

さらにパソコンやタブレットの台数も揃っていないことが多いです。
1台のパソコンで何人も使いまわしているので、「パソコンが空いていないので仕事が進まない」ということも多いです。
そのため、いまだに手書きの記録や申し送り(伝達事項)でやっているんですね。

アドバイス!
ちゃんカマ
ちゃんカマ

インフラ整備費はどうしても金額が大きくなるので、年度ごとの施設の予算編成の時期(1〜3月くらい?)に上司に話をしてみると良いでしょう。
もしかしたら、来年度の予算にインフラ整備を加えてくれるかもしれません。

理由④ 書式や様式が統一されていない

介護関係の書式や様式は統一されてないものが多いです。
各事業所、各部署ごとに様々な書式や様式を作って使用しているんですね。

そのため、事業所や各部署を横断するような大規模なICT導入を試みても、「うちの部署とは書式が違うから嫌」というように職員から拒否されることが多いです。

アドバイス!
ちゃんカマ
ちゃんカマ

私のモットーは「ICT化は小さく始める」です。
大きく始めてしまうと現場の職員もついてこれないことが多いです。
まずは小さく初めて、徐々に大きく広く進めていけば良いかと。

理由⑤ 導入費用やランニングコストがかかる

ICT導入にはお金がかかります。
理由③で解説した施設内のインフラ整備であったり、介護ソフトなどを導入すると定期的なランニングコストがかかります。

特にインフラ整備費は高額になりがちなので、そのためにICT化を躊躇する原因になっていると思われます。

アドバイス!
ちゃんカマ
ちゃんカマ

費用対効果を上司に説明しましょう。

例えばICT化で毎日1時間の残業が減らせるとなると、年間365時間の残業代削減です。
人件費に換算すると30〜40万円にはなるかと。
この効果が数年に渡って得られるとすれば・・・。

このような感じで具体的な数字を出して説明すると、理解を得られやすいかもしれません。

おわりに

介護業界のICT化が進まない理由について、5つ解説してみました。

私としては、「こんなに理由があるんだから、介護業界のICT化は無理!」と言うつもりはありません。
この記事を読んでいるあなたが自分の職場にICTを導入する際に、手助けとなればと思い、今回の記事を書いてみました。

介護業界のICT化は避けられない波です。
あなたの周りの職員と同じように、「介護のことしか分からない専門家」を目指すより、「介護も出来るし、ICTにも強い」みたいなレアキャラな介護職員を目指したいですね。

今回の記事が皆さんの参考になれば幸いです。
以上、ちゃんカマでした。

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